心理カウンセリングルームRAKUAN
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5,主語のすり替え
母親との口論をきっかけに「お母さんには自分が思っていること(本音)を言わない」と固く決意した私でしたが、実はこれこそがコミュニケーションの落とし穴だったのでした。
あなたはこんなことを聞いたことはありませんか?
「脳は主語を理解しない」
例えば自分が誰かの悪口を言うと、脳はそれが他者への言葉ではなく”自分”への悪口だと判断してしまうらしいのです。
〇〇さん、という部分を理解せずに、自分への言葉として判断するらしいのです。
もしも「あなたが嫌い」は「私が嫌い」に、「あの人は最低な人」は「私は最低な人」に変換されるとしたら…?
6,もう一人の自分との分離
もしそれが本当だとすると、中学生当時の私の「お母さんには本音を言わない」という無言の宣言が「自分には本音を言わない」にすり替わっていたとしてもおかしくはありません。
「自分には本音を言わない」とはどういうことでしょうか?
それは自分でも自分の本音がわからなくなるということを意味します。
そんな閉ざした心で幸せな人生が送れるでしょうか?
その後、私の10代と20代は…〈4日目に続く〉
【問3】あなたにはつい「あの人は〇〇だ!」と思ってしまうことはありますか?
〇〇という部分が、自分にも当てはまると思いますか?
➞自分を責めるのではなく、そうなるに至った事情を理解してあげましょう。
話すことは、つらい思考を手離すこと。苦しい感情を手放すこと。
余裕(=スペース)を手に入れること。
新しい視点を得られれば、困りごとは解決したも同然です。
そのためにはまずスペース作りから始めましょう。
あなたのお話し、聞かせて下さいね。