心理カウンセリングルームRAKUAN
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15,二本の柱
心がけの甲斐あってか、私は思ったより順調にコミュニケーションスキルを習得し始めることができました。
ところが、です。コミュニケーション方法を学ぶ内にある疑問を持つようになりました。
「この素晴らしいコミュニケーション方法が、単なる方法論に終わってしまう人もいるのでは?」
ある講座で一緒に学んでいた女性の話しがきっかけでした。
「子どもとの関係を良くしたいけど、うまくいかない。この前も話しの途中でそっぽを向かれてしまって、、、」
悲しそうな女性の様子に居たたまれないものを感じました。
子どもの話しを聞いてあげたい、楽しく会話ができるようになりたい、というのがその方の願いでした。
しかし実母やご主人と関係がギクシャクしており、その方自身が共感的に話しを聞いてもらうという経験をあまりしていないようでした。
コミュニケーション方法を使いこなせない背景として、心理的な障壁があるのかもしれないと思いました。
この時、既に心理カウンセリングを受けており、安定した精神状態を手に入れていた私は「心理カウンセリングで思考や感情を整えて、その上でコミュニケーション方法を学ぶと、より一層効果的なのではないか?」と考えるようになりました。
これが当時より現在に至るまで、カウンセリングルームRAKUANの根底理念として存在している考え方です。
16,スキルアップテスト
さて、話しを元に戻しますが心理学やコミュニケーション方法を学び、私は徐々に生きやすさを手に入れ始めました。
悩み事は、人生をより良く生きるためのテストのようなものだと思います。
学校である単元を学んだ後には必ずテストがありますよね?あれと同じです。
例えば、上司との関係についてモヤモヤとした出来事があったとします。これは対人関係のスキルアップテストです。
上司に関する悩み事を乗り越えられるかどうか?が試されているのだと思います。
無事に上司との関係を改善できれば、または自分の気持ちを落ち着ける考え方を見つけられれば、対人関係についての実力がアップしたということです。
その後は二度と同じことで悩む必要がなくなります。
問題の解き方は…〈9日目に続く〉
【問8】これまでにあなたが発見した解決方法にはどのようなものがありましたか?
➞いつか私にもその方法教えて下さい!(笑)
話すことは、つらい思考を手離すこと。苦しい感情を手放すこと。
余裕(=スペース)を手に入れること。
新しい視点を得られれば、困りごとは解決したも同然です。
そのためにはまずスペース作りから始めましょう。
あなたのお話し、聞かせて下さいね。