性格の悩み
他人からどう思われているか心配になる
人の目が気になり、緊張して息苦しさを感じることがよくありました。
自分の言ったことやしたことを、他の人がどう受け止めたか、悪く思われていないか、とそんなことばかり気になっていました。
苦し過ぎて、もういっそのこと仕事を辞めてしまいたい!と思うこともありました。
自分を好きになれない
何でもすぐネガティブに捉えてしまって、自分の自己肯定感の低さにさらに落ち込むという悪循環から抜け出せずにいました。
ネガティブに考え始めると止まらなくなって、ちょっとしたことでも苛々したりして自分に嫌気がさしていました。
他の人たちは自分とは違って、クヨクヨしたりしないんだろうな、と思うと余計に落ち込みました。
人と比べてしまう
自分のことを他人と比較してしまい、そのたびに自分のダメさを感じて自己嫌悪に陥ったり、他人を羨んだり妬んだりしていました。
人と比べても意味がない、と言い聞かせようとしたけど、無駄でした。
「あの人はあんなにいろんなことができているのに、どうして自分はいつまでもこんなところにいるんだ?」と思うと悔しさを通り越して、情けなさや無力感に襲われました。
職場の人間関係
迷惑をかけてしまう
仕事を切り上げることができず、いつまでも残業したり、一つのことに拘り過ぎてやたらと時間をかけたりしていました。
仕事が遅い方なので、せめてクオリティだけでも上げようとしたことが完全に裏目に出ていました。
周囲から「ほどほどでいいよ」「それくらいできていればいいよ」と言われても納得できず業務を続けるので、いい加減ウザがられていました。
休むことができず、疲れが取れないという状態が続いていました。心も体も悲鳴をあげていました。
同僚への気まずさ
職場の同僚の言い方がきつく、本当に嫌でした。他の人たちに比べると自分があまり怒らないことをわかっていて、平気で辛辣なことを言ってくるので、正直言ってあまり関わりたくないと思っていました。
さりげなく伝えようとしたことがあったけど、何も変わりませんでした。
一度だけ結構本気で言い返したことがあったけど、静かになったのはしばらくだけで、またすぐに元に戻ってしまいました。
仕事ができない上司
役職についているので、それなりに経験があるはずなのに、どうしてこうなるんだろう?とこちらが首をかしげるようなことばかり言ったりやったりする上司がいました。
報連相がまともにできないというか、気がつくと振り回されているということが多く、はっきり言ってストレスでした。
そんなつもりはなかったのに、話している内に部下の自分の方が上司を問い詰めるような言い方をしてしまったりして、後悔したし、とてもやりにくい相手だと思っていました。
仕事への意欲
本当にやりたい仕事じゃない
いろいろ事情があって就いた仕事だけど、どうしてもそれがやりたいと思っていたわけじゃないし、今一つ気持ちがついていかない毎日でした。
高校や大学受験の時も、就職する時もいつも親が口出ししてくるので、それに合わせることが当たり前になっていたような気がします。
やってみたい仕事はあるけど、すぐに就ける可能性は低いし、とりあえず今の仕事をするしかないと思っていました。
いい様に使われているだけ
業務の全てというわけではないけど、いくつかのことにはすごくやりがいを感じているし、それがあるからこの仕事を続けていると言えると思っていました。
得意なこととは別にしなければならない業務があって(スタッフたちがやりたがらないこと)そのことになると上の立場の人達からいつも上手いこと言いくるめられているような気がしていました。
能力を買われてというよりは「こう言えばやるだろう」という何か見透かされたものがあるような気がしていました。
笑顔を保てない
自分の仕事は人を助けることなので、職場の人たちとは日頃から要援助者についての情報交換をしています。誰が何をできるようになったとか、誰がどういう助けを求めているとか、常に自分以外の人のことを第一に考えて働いています。
だけど時々、優しい気持ちになれなかったり、親身になってあげる姿勢が足りないな、という感覚が波のようにやって来て仕事そのものがしんどくなっていました。
大波が一気に押し寄せてきたことがあって、これ以上笑顔を保てないのなら、自分にはもう人を助ける資格はないのかもしれないな、というところまで追い込まれていました。