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カウンセラー紹介
略歴
(1) 心の仕組みを知らなかった時代
- 愛知県名古屋市生まれ。石川県金沢市で育つ。
- 大人の顔色を伺う子供時代。
- 中学3年生の時から過敏性腸症候群で苦しむように。
- 高校3年生の夏に拒食症、その後学生時代を経て社会人になってからも過食症に悩まされる。
- HSP特有の敏感な気質の為、人間関係や職場環境に馴染めず、転職を繰り返す
(2) 転機
望んでなどいない最悪な出来事が次々と起こることに疑問を感じたことや、
もはや自分でも自分のことがよくわからない、
ということから心の専門家(カウンセラー)に頼ることを決意。心理療法を受け始める。
(3) 心の仕組みを学び始めてから
これまでの自分がいかに心との向き合い方を「知らなかった!!」か、
ということに驚愕。
心理カウンセリングを受ける過程で、
心の重しが取れたり人間関係が180度変わることを経験する。
「一生の付き合いだ」
とあきらめていた自分のイヤな部分が勝手に消えてなくなることを経験。
おもにアメリカで開発された様々な心理療法を学ぶと共に約4年以上にわたるトレーニングを重ね、心への理解を深めていく。
カウンセリングルーム楽庵をオープンさせる。
プロフィール
学生時代 / 出口の見えない苦しみ
初めまして。心理カウンセラーの塚田陽子です。
現在はカウンセリング・ルーム楽庵にて、
多くのクライアント様に心理療法を受けて頂いています。
カウンセラーというのは、他人には簡単に話せないような
深いお悩みを聞くことが仕事ですから、それ相応の緊張感を伴う職業ですが
「すっきりしました!」
「ここに来る前は苦しかったけど、今はラクになりました。」
などという嬉しい感想を頂くこともあり、大きなやりがいを感じています。
今でこそカウンセリングを職業としている私ですが、
元々は自分自身がカウンセリングを受ける側、つまりクライアントだったのです。
■なぜ私が心理カウンセリングを受けることになったのか?
■心理カウンセリングを通して何を得ることができたのか?
これらについてもう少し詳しくお話ししてみたいと思います。
ご興味のある方は是非ご一読下さい。
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子どもの頃は活発で、どちらかと言うとリーダータイプの私でしたが
中学校に入学した頃から人生の歯車がどんどん嚙み合わなくなっていきました。
学生時代は過敏性腸症候群に始まり、不登校・摂食障害など、
絶え間なく続く症状にひたすら苦しんでいました。
インターネットも普及していない時代でしたし、
改善の手がかりを得ることも難しく、始めの頃にはあった
「どうすればこの状況から抜け出せるのか?」
という前向きな気持ちも
「どうせ治らない。」
「何をやっても無駄だ。」
というあきらめの気持ちに変わっていきました。
そしてついには
「自分はどこかおかしいんだ!」
「自分は迷惑な存在なんだ!」
という自己否定の気持ちに押しつぶされていったのです。
出口の見えない苦しみに日々絶望を感じていました。
社会人 / 無理やり走らされている毎日
そしてその感覚は20代になっても
私の中に根強く残ることになったのです。
学生という枠の外に出て社会人と呼ばれる立場になっても
長い年月をかけて築いた強い自己否定感を抱えていますから、
自分に自信が無く、心のどこかで常に対人関係に怯えていました。
しかしまるでその裏返しであるかのように、
表面上は気が強くしっかり者の自分を演じていたような気がします。
まさに
〝弱音を吐かない″
〝人に頼らない″
〝本音を言わない″
の3拍子揃ったような20代でした。
しっかり者として精一杯がんばってはいたものの
自分の人生を生きているという感覚が乏しく
いつも何かに〝走らされている″ような気がしていました。
仕事上は良い評価をもらっていても、人間関係は上手くいかず
他の誰かが楽し気に仲間や同僚と談笑しているのを見ると
「自分はいつも独りぼっち。こんなに頑張っているのになぜ?」
という何とも言えない苦い思いを感じていました。
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そんなある日、ふと目に飛び込んで来た言葉がありました。
それは
『私たちの人生は私たちが願った通りになっている。』
というひと言でした。
願ってもいない症状に悩まされ、暗闇の中を手探りで生きているような
毎日でしたから
「そんなバカな!!こんな現実願ってなんかいない!!」
と、反発を抑えられませんでした。
当時の自分には全く理解できない文章でした。
ところが心の叫びとは裏腹に、
さらに私は転職や離婚などを経験することになったのです。
そしてついに
「何かがおかしい!望んでもいないことが
こんなにも起こるなんて意味がわからない。
だけどもう自分でも自分のことがわからない、、、。
ここは心の専門家に頼るしかない!
、、、、、心の専門家?
そうだ、カウンセラーだ!心理カウンセリングを受けてみよう!」
こう思うに至ったのです。
30代 / 心理カウンセリングとの出会い
確か学生時代だったと記憶していますが、外国の映画やドラマで
『 ――― ビジネスマンがソファに横たわってカウンセラーに悩みを聞いてもらっている ――― 』
こんな場面を見たことが何度かありました。
会社である程度の役職についていそうなスーツ姿の男性が
他の人には到底言えそうにない個人的な悩みを
打ち明けている
それを冷静に聴き、客観的な質問を投げかけているカウンセラー。
そんな光景を目にしました。
その時に
「へぇ~、カウンセラーって、ああやって冷静に人の悩みを聞いてくれるんだ。
あんな風に人の話しを聞いてサポートする仕事があるのか。」
と、思ったことを覚えています。
それは決してネガティブな印象ではなく、
むしろ
悩みを持つ大人に効果的なサポートを提供する場
というようなイメージでした。
ですから私の場合、カウンセリングを受けることには
ほとんどと言っていいほど抵抗がありませんでした。
なぜ極限までつらい思いをするまでカウンセリングが思い浮かばなかったのか
不思議なくらいです。
(その理由も後々理解することになりましたが、、、。)
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心理カウンセリングではまさに目からウロコ!というような体験をしました。
カウンセリングというのはただ話しを聞くだけではなく
悩みに応じたカウンセリング・ワークをすることで
よりスピーディに人生の軌道修正をしていけるのだ
ということを実感しました。
それと同時に自分が
いかに心との向き合い方を知らなかったか、
ということを知りました。
もっと早くに知っていれば、
あんなにもイヤな経験を何度も繰り返さずに済んでいたの!?
そう考えるとショックでした。
だけど逆に言うと
知らなかったことを積極的に知っていくことで
この先の人生がどれだけ明るくなるか!
という希望にもなりました。
カウンセリングには副作用がありません。
適切な方法で自分と向き合えば、悩みは消えて無くなります。
それが別の形であなたを苦しめることはないのです。
次第に私は、自分でも驚くほど積極的に心の仕組みを学び始めるようになりました。
それはまさに人生のターニングポイントとなる時期でした。
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以前の私は悩みに対処する術を持っていませんでした。
ですから
ただひたすらに耐えるか
我流の方法で無理やり乗り切ろうとする
そうすることしかできませんでした。
しかし今は違います。何か悩み事を持ったとしても
「今回はこのやり方(セルフ・カウンセリング)を試してみよう」
「この問題にはこういう課題が隠されているんだな」
「ああ、これはこういうことだからあの考え方を応用しよう」
そう思えるほどに心の余裕ができました。
悩みにかける時間がかなり短くなりました。
また、自分の中の違和感に気づきやすくなったので、
自分に正直でいられるようになりました。
(例えば昔の自分は、本当は寂しいと感じていても
「寂しくなんかない!!」と打ち消し続けていました。
そしてついには寂しいという感情すらも
感じないようになっていたのです。
つまり私は〝(自分に対して)嘘つき″だったのです。)
>自分に正直でいられると、人間関係にも良い影響を与えます。
以前は人との距離の取り方が上手くつかめず、ぎこちない人間関係しか築けませんでしたが、
今では老若男女、国籍問わず様々な人たちとのコミュニケーションを楽しめるようになりました。
カウンセリング・ルーム楽庵オープン
カウンセリング・ルームを開いた背景には、
以前の自分のように苦しんでいる人の力になりたい、という思いがありました。
・理由もわからずに何かの症状に苦しんでいる中学生や高校生
・孤独から逃れられない!ともがいている20代の人
・何もかもが上手くいかなくて自暴自棄になっている社会人
・親への憎しみを捨てきれない大人たち
・子供の気持ちがわからなくて悲しんでいるお母さん方
・家庭に居心地の悪さを感じているお父さん方
・まさに今、安心して心を打ち明けられる場所を探している人
その人たちが求めている心の拠り所を自分が提供できれば、
それはとても素晴らしいことなのでは?
自分の経験と学びを、自分以外の人達のためにも役立てることができるのでは?
こう考えたことからカウンセラーとして独立することを決意しました。
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そして今では自分が予想していた以上に様々な悩みを抱える方に訪れて頂き
自分では予想もしていなかったほど多くの方に
「だいぶスッキリしました。」
「胸のつかえが取れました!」
という、とてもありがたい感想を頂いています。
(もちろん、それでもまだまだスキルアップのための努力は欠かせませんが。)
自分の心と向き合うことは、知らなかった自分自身を知ることです。
それは決して怖いことではありません。
本当の自分を知らずに生きていくことこそが、ある意味怖い結果を招くのです。
泣いても笑っても人生は続きます。
どうせなら自分らしく活き活きとした日々を過ごしたいとは思いませんか?
今ここできちんと自分と向き合い、
これまでの負の連鎖を断ち切ってしまいましょう